仕事を辞めて3ヶ月が経ちます。社会とのつながりが全くなくなりました。
以前勤めていた会社で、パワハラや理不尽な仕事のせいで、一刻も早く仕事を辞めたいと思いながら、10年間やってきました。
仕事柄24時間電話がかかってくる可能性があったため、それが非常にストレスになっていました。やめたらまずスマホなどの通信機器を遮断して孤独になりたいと思っていました。
実際やめてみると、すぐ寂しくなって、携帯やSNSなしではやっていけませんでした笑
僕は実家の近くに家を建てていて、家がお米を作っているため、それは手伝ったりしています。両親はとても優しく無職の僕にも特に何も言いません。お米作りを手伝ったりするので、高齢の両親はそれが嬉しいようです。今は平日の昼は昼ご飯を作ってくれて、節約のため毎日食べに行っています。
おそらくこれが10年前なら、両親もまだ若く元気があって、僕も家族を養って頑張らないといけないのですごい責められていたんじゃないかなと思います。両親も歳をとるとおとなしくなるのかな
41歳になって思う事はメリットとしては、多分周りの人は20代30代の人に比べてとても僕に対して気を使うと思います。つまりあまり僕に対して干渉してこなくなります。これは逆に僕におっさんに関わりたくないと言う思いが、強い側面や40歳を超えた男性にあまり何か言おうと思わないのだと思います。それは逆の立場でも同じだと思いました。これは寂しい側面と楽な側面が混じり合っています。でも同時にどんどん社会から孤立していく怖さがあります。
仕事を辞めて、時間ができることで、嫌でも生きる意味を生きる価値を考えるようになりました。逆を言うと、毎日仕事でやるべきタスクを与えられた状態だと、そんなことを考える余裕もなく、必死に頑張って生きていると思います。
今思う仕事のメリットは、そういった生きる意味を考えたりする大変さから解放され、よくも悪くも社会や人とのつながりの中で孤独を感じない場所を提供してもらえることだとも思いました。
なので、今の仕事の居心地が良い人や仕事にやりがいがある人はとても幸せな人生だと思います。僕は前職で人間関係にも満足できず、仕事にも満足できず、不平不満ばかりでした。それがあったからこそ、セミリタイヤと言う道に進めた一方、これからは今のような課題を乗り越えていかなければいけないと思っています。
幸いにも、僕には暖かい家庭があり、僕のことを受け入れてくれる家族がいます。家族を持つ事は当然デメリットもあります。いろいろな制約を受けます。特に子供が小さいうちは子供のことが優先になり、全てにおいて自由がありません。
しかし、家族と言うのは、僕と言うような社会的に不適合でダメな人間でも、人類の繁栄に寄与する働きをさせてくれる貴重な存在です。
僕には2つ夢があります。1つは50代で孫の世話をたくさんすることです。子供はまだ中学生以下なので、早くてもあと10年後になると思います。そこで今まで自分の子供にあまり時間をたくさん使えなかったと反省してるので、その分自分の子供の孫にたくさん時間を使って幸せな時間を過ごしたいと思っています。
2つ目は僕の妻についてです。僕の妻は同級生で出会いは20歳の時にパチンコ屋でした。お互いお客さんで僕はパチプロ、当時の妻は、地元で務めるジーパン工場を無断欠勤して毎日パチンコ屋で朝から並んでいました。
初めて見たときにめっちゃ可愛いなと思いました。まぁそりゃそうですよね。若い子がパチンコ屋にいたら可愛く見えますよね。笑
僕には妻に声をかける勇気がなくて、一緒にパチンコをしてる友達に声をかけてもらいました。その友達とは今も親友で唯一投資を一緒にやっている仲間です。とても貴重な存在です。
ちょっと当時のパチンコ業界の話をすると、当時は、パチスロス4号機の全盛期で押忍番長、北斗の拳、吉宗、アラジン、そして極めつけはミリオンゴット。この頃の台は1日10万から20万を投資して1日に100万円出ることもあるような時代でした。まさにハイリスクハイリターン、このギャンブルでたくさんの命が失われたと言われてます。
そんな中、朝から晩までフルで打ち通してたのが僕の妻です。日に20万円負けることも珍しくありませんでした。そんな妻も、根は節約家らしく、結婚してからはコツコツと蓄財をしてくれました。そのおかげで僕も今があります。
今でも毎日妻には不安と迷惑と労力をかけっぱなしで感謝しかありません。最後に僕の夢というか目標は絶対に最後に妻があの世に行く時に妻の横でそばにいてあげることです。そして妻にありがとうと思ってもらうことです。
ささやかな2つの夢ですが、この目標を中心において、残りの人生を頑張っていこうと思います。

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