労働と幸せ

労働と幸せ

「悪魔は人間の価値をひっくり返す。悪魔は私たちが生きるために働くのではなく、働くために生きるように仕向けるのだ。」ジョナサン・マレシック(ジ・エンドオブバーンアウト)

バーンアウトとは仕事の理想と現実のギャップによる精神消耗状態。

仕事こそが人の価値であり、尊厳の源と言う価値観を資本主義が作ってしまったから。

そして現在の学校教育やSNSの発展により常に人と比べ競争し、資本主義の中で他人に勝つことと人より優位に立つことで自分には価値があると思い込まされているから。

本来、人は仕事ができてもできなくても、その人自体に価値がある。この考え方を、これからの現代を生きる僕たちは真剣に大切にしていかないといけないんじゃないかと思います。

この思想哲学の背景には、長い歴史に作られた支配と管理体制の闇のようなものが隠れています。

この闇の管理体制をひっくり返す事はもちろん不可能で、競争社会の資本主義から抜け出すには、思想哲学を持って、資本主義のもとに作られた支配構造が絶対的に正しいと言う価値観を手放すこと、そして資本主義と言うルールの中で、資本をできるだけ集めることでより少しでも自分の大切な時間を作る必要があるんじゃないのかと思います。

仕事は仕事であってそれは稼ぐためにするだけと割り切る事も大切なことなんだと思いました。

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